キッチンリフォームに300〜400万円——。我ながらかなり思い切った金額ですが、後悔はほぼゼロです。
2024年5月、我が家のキッチンをタカラスタンダード最上位グレード「レミュー」にフルリフォームしました。半アイランド形状、ホーロー素材、クォーツストーン天板、海外食洗器ボッシュ、リンナイドロップインコンロ——構想を練りに練った、妥協なしのキッチンです。
この記事では、実際に1年以上使い続けたリアルな満足度と、知っておくべきデメリット・工夫した点をパパ目線で包み隠さずお伝えします。
この記事で分かること
- タカラスタンダード レミューを選んだ理由
- ホーロー・クォーツストーン天板・ユーティリティシンクの実使用感
- 半アイランドキッチンの動線と吊戸棚なしの正直な評価
- リンナイドロップインコンロ+PC板DIYの油はね対策
- キッチンリフォーム費用300〜400万円の内訳イメージ
なぜタカラスタンダードを選んだのか
母のキッチンが20年後も綺麗だった
タカラスタンダードを選んだ理由は、データでも口コミでもなく、目の前にある20年以上の実績でした。
我が家の母が長年タカラのキッチンを使い続けており、リフォームのタイミングでリフォーム会社の担当者から「まだ全然使えそうですけど、もったいないくらいですね」と言われたんです。20年以上経ってその言葉が出てくるキッチンというのは、相当な耐久性です。
母に使い勝手を聞くと、汚れに強くさっと拭けば落ちると言っていました。ホーロー素材の底力を身をもって感じていたからこそ、自分のリフォームでもタカラ一択でした。ちなみに母のキッチンも同じタイミングでリフォームし、新しいタカラキッチンに入れ替え・吊戸棚も撤去しました(*’▽’)
なぜ最上位グレード「レミュー」にしたのか
タカラスタンダードの中でもレミューを選んだ最大の理由は、海外製食洗器「ボッシュ」を公式に取り付けられることでした。
当時(2024年頃)、海外食洗器のボッシュを公式に対応しているキッチンメーカーはタカラだけだった記憶があります。ボッシュを絶対に入れたいという思いがあったので、これは譲れないポイントでした。
そのほかにもレミューを選ぶ理由はいくつかありました。
- 高品位ホーロー素材:傷・汚れ・衝撃に強い。子どもがいたずらしても大丈夫な素材が欲しかった
- 最高級クォーツストーン天板:ステンレスでさえ傷や凹みができる中、限りなく傷がつかずガシガシ使える天板を求めた
- マグネット対応:ホーローならではの壁面マグネット収納が使える
我が家のキッチン仕様まとめ
| 項目 | 選択内容 |
|---|---|
| キッチン本体 | タカラスタンダード レミュー(最上位グレード) |
| 形状 | 半アイランドキッチン |
| カラー | パールホワイト(本体)× ジュエルブラック(天板) |
| 天板 | クォーツストーンワークトップ(ジュエルブラック) |
| シンク | ユーティリティシンクE(ステンレス・最大サイズ) |
| 水栓 | リクシル ナビッシュ H7(ハンズフリー・エコセンサー) |
| 食洗器 | ボッシュ 60cm幅 |
| コンロ | リンナイ ドロップインコンロ(グリルなしタイプ) |
| 吊戸棚 | なし |
| リフォーム完了 | 2024年5月 |
半アイランドキッチンの動線|吊戸棚なしにして正解だった
左右どちらからもリビングへつながる回遊動線
我が家のキッチンは半アイランド形状を採用しています。完全なアイランドキッチンではなく、片側が壁につながっている形ですが、右からも左からもリビングへアプローチできる回遊動線が実現できています。
これが思っていた以上に快適です。料理中に子どもを追いかけるとき、食器を運ぶとき、どちら側にも自然に動けるので、キッチンの中で「行き止まり」になることがありません。後悔はほぼゼロで、構想を練りに練って設計したキッチンは満点に近い仕上がりになりました。
吊戸棚はなくして正解
キッチンに吊戸棚をつけるかどうかは迷うポイントですが、我が家は吊戸棚なしを選択しました。
決め手になったのは、母の経験談でした。以前の母のキッチンには吊戸棚がありましたが、20年以上でほぼ使っていなかったとのこと。「出し入れが不便、重いものは入れられない、高くて取るのが大変」——それを聞いて「それ、いらないじゃん」と即決しました。
実際に吊戸棚なしにしてみると、キッチンの空間が広々として開放感が全然違います。見た目もすっきりしてリビングとのつながりも感じやすくなりました。収納は引き出しと下部収納で十分まかなえています。
吊戸棚なしのメリット・デメリット
- ✅ 空間が広く見える・開放感がある
- ✅ 出し入れのストレスがない
- ✅ リビングとのつながりを感じやすい
- ⚠️ 収納スペースは減るので下部収納の設計を工夫する必要あり
ホーロー素材の実力|1年以上使ってわかったこと
汚れ・傷への強さは本物
タカラのホーローキッチンの最大の特徴は、汚れに強く傷に強いこと。使い始めて1年以上経ちますが、これは本当のことです。
日々の料理で飛んだ油も、調味料のはねも、さっと濡れ布巾で拭くだけでするりと落ちます。何日か放置してしまったとしても、スポンジでこすれば問題なし。「汚れが染みこまない」というホーローの特性がそのまま実感できています。
1歳の子どもがおもちゃをぶつけたり、こすったり、予期せぬ使い方をしていますが、びくともしません。傷もなんのそのです。さすが高品位ホーローです。
ハンマーで叩いたり鋭利なもので強くこすれば傷はつくかもしれませんが、キッチンでそんな場面は普通ありません。日常使いの範囲では傷・汚れの心配はほぼ不要と断言できます。
マグネット収納が想像以上に便利
ホーロー素材ならではのメリットとして、キッチン壁面にマグネットが直接貼り付けられる点があります。
我が家では壁掛けタイマー、フックにトングを吊るす、山崎実業のキッチン用マグネットアイテムなど、たくさんのアイテムを活用しています。ビス穴を開けずに収納を増やせるのは大きなメリットです。山崎実業のマグネットシリーズはデザインも洗練されており、ホーローキッチンとの相性が非常に良いです。
クォーツストーン天板(ジュエルブラック)の実使用感
傷への強さは圧倒的
天板選びで最も重視したのは「ガシガシ使えるか」という一点です。ステンレスでさえ傷や凹みができる中、クォーツストーンは日常使いでの傷がほぼつきません。
まな板なしで直接食材を置いて料理できるほどの硬さですが、実際にはまな板を使っています(衛生面のため)。それでもこの硬さと安心感は格別です。汚れは付きますが、拭けば取れます。
黒を選んだ理由|汚れは目立たせて管理する
天板カラーにジュエルブラックを選んだのには、明確な考えがあります。
床や壁は汚れが目立たない色を選んで「気づかなくてOK」でも良いですが、天板は料理をする場所。汚れが見えてこそ、きれいに保てます。黒い天板は確かに汚れが目立ちますが、それが狙いです。汚れが見えるから拭く、だから清潔を保てるという考え方です。
モノトーン好きという個人的な好みとも合致して、パールホワイトの本体にジュエルブラックの天板というコントラストは見た目の満足度も非常に高いです。
クォーツストーン天板まとめ
- ✅ 傷が圧倒的につきにくい
- ✅ 汚れは拭けば取れる
- ✅ 見た目が高級感あり
- ⚠️ ステンレス天板より価格が大幅アップ
- ⚠️ 黒系は汚れが目立つ(管理しやすいとも言える)
ユーティリティシンクEを選んだ理由|家事ラクシンクとの比較
「見た目より実用性」でシンクを選ぶ
シンク選びも、徹底的に「ガシガシ使えるか」を基準にしました。タカラのキッチンには人気の「家事ラクシンク」がありますが、あえてユーティリティシンクEを選びました。
家事ラクシンクを選ばなかった理由
- 見た目は広そうだが、大きな鍋やフライパンが実は入らない:シンクの形状上、有効面積が狭くなる部分がある
- 樹脂シンクのため何かと気を使う:色の付着、傷、凹みのリスクがあり、食器や鍋をそのまま放置できない
- シンクは何かと放置しがち:食後の食器をそのまま置いたり、重いものを出し入れするたびに気を使うのは嫌だった
ユーティリティシンクEにして良かった点
ユーティリティシンクEはステンレス素材で、タカラのラインナップの中でも最も大きいサイズのシンクです。
- ステンレスだからガシガシ使える:色の付着なし、傷がついても「ステンレスの味が出た」と思えるくらい気にならない
- 大型の鍋・フライパンがすっぽり入る:大きな寸胴鍋も圧力鍋もつっかえることなく洗える
- 何も気を使わなくていい:食後の食器をそのまま置いておいても、重い鍋を置いても心配がない
ユーティリティシンクEのデメリット
①天板とシンクのつなぎ目に汚れが溜まる
どうしてもつなぎ目が生じるため、汚れが溜まりやすいです。定期的な掃除が必要です。
②排水口が小さい
食材カスが溜まりやすく詰まりやすいです。ただしこれは最近のキッチン全般のトレンドで、こまめな清掃で対応するしかない部分です。
| 比較項目 | 家事ラクシンク | ユーティリティシンクE |
|---|---|---|
| 素材 | 樹脂 | ステンレス |
| 大型鍋の収まり | △(形状上狭い部分あり) | ◎(最大サイズ) |
| 傷・色付着のリスク | △(要注意) | ◎(ほぼ気にならない) |
| 気を使わない度 | △ | ◎ |
| 見た目のおしゃれ感 | ◎ | ○ |
| つなぎ目の汚れ | ○(一体型もあり) | △(つなぎ目あり) |
リンナイ ドロップインコンロ|魚焼きグリルなしにして正解
グリルなしを選んだ理由
コンロはリンナイのドロップインコンロ(グリルなしタイプ)を採用しました。魚焼きグリルをあえて省いた理由は明確です。
- 魚焼きグリルは何かと問題が起きやすい
- 手入れが非常に大変
- 使用後の匂いが気になる
- グリルの部分を収納に変えた方が有効活用できる
魚を焼く機会はオーブンレンジやフライパンで代用できると判断しました。実際に生活してみてグリルがなくて困ったことはなく、収納を設けたことで使いやすさが格段に上がりました。
ドロップインコンロの見た目は抜群
タカラ レミュー公式でもドロップインコンロの取り付けに対応しており、実際に付けてみると天板との一体感があって見た目が非常にスタイリッシュです。クォーツストーンのジュエルブラック天板との組み合わせは高級感があります。
天板とのつなぎ目問題と解決策
ドロップインコンロには注意点があります。天板とコンロのつなぎ目がわずかに浮いてしまうため、そのままにしておくとゴミや油が入り込んでしまいます。
対策として有効なのが、キッチン用マスキングテープでの養生です。100均でも色やデザインが豊富なキッチン用マスキングテープが手に入ります。お好みの色でつなぎ目をふさぐだけで、ゴミの侵入を大幅に防げます。
ドロップインコンロのつなぎ目対策
100均のキッチン用マスキングテープで養生。コスト:数百円。
油はねガードをPC板でDIY|純正ガラスの10分の1以下のコストで解決
純正ガラスガードは高すぎる問題
コンロ周りで最も悩んだのが油はねガードの問題です。
我が家のコンロ前に油跳ね防止ガラスは付けていません。付けませんでした(*’ω’*)
グリルなしのドロップインコンロは、油はね防止ガラスをつけないと油が激しく飛び散ります。周囲が油だらけになるほど飛ぶので、掃除が非常に大変になることは最初からわかっていました。
純正の油はね防止ガラスを検討しましたが、金額が約10万円。しかもお手入れがしにくく、高額なのに清掃性が悪いという二重苦です。ホームセンターで売っている汎用品も試しましたが、それでも油が床まで飛び散る問題は解決しませんでした。
ポリカーボネート板(PC板)でDIY解決
そこで行き着いたのが、ポリカーボネート板(PC板)を使ったDIYガードです。
ポリカーボネートは「プラスチックの女王」とも呼ばれる素材で、ガラスの約200倍・アクリルの約50倍の強度を持ちます。透明で視界を遮らず、油への耐性もあり、DIY加工もしやすい優れた素材です。
| 特性 | 内容 |
|---|---|
| 強度 | ガラスの約200倍・アクリルの約50倍 |
| 透明性 | 高い(視界を遮らない) |
| 耐用年数 | 10年以上(塩ビ板の1〜3年と比較して格段に長い) |
| 加工性 | カッターで切断・穴あけ可能でDIY向き |
| 注意点 | 夏場の熱による変形リスク・表面は鋭利なものに弱い |
DIYの手順
- コンロ周りのサイズを採寸する
- ネット通販でポリカーボネート板をサイズ指定して注文
- AmazonまたはRakutenで板を固定する台座・フレームを購入
- 板を取り外せる構造で設置する(お手入れのしやすさを確保)
透明なので前方の視界がしっかり確保でき、お手入れも板を外してアルコールや油汚れ用洗剤で拭くだけ。非常に簡単です。
純正ガラス vs PC板DIY コスト比較
- 純正油はね防止ガラス:約10万円(お手入れしにくい)
- PC板DIY:1万5千〜3万円(取り外してお手入れ可能)
- 節約額:7〜8万円以上
ボッシュ食洗器 60cm幅|45cmでも良かったかもしれない
海外食洗器ボッシュを採用した最大の理由であり、レミューを選んだ決定打でもあります。60cm幅を選択したことで容量は十分で、食器が入りきれないということは一切ありません。
ただし正直に言うと、今となっては45cm幅でも十分だったかもしれないと感じています。現時点では食器類がそこまで多く出ないためです。子どもが成長してたくさん食べるようになれば60cmの恩恵が出てくるかもしれませんが、家族人数が少ない段階では45cmで十分という家庭も多いと思います。
ボッシュ食洗器の詳細なレビューは別記事で紹介予定です。
リクシル ナビッシュ H7との組み合わせ
タカラ レミューのシンクには、リクシルのタッチレス水栓「ナビッシュ H7」を組み合わせました。リフォーム会社を通じての取り付けで、タカラキッチンにリクシル水栓という異メーカーの組み合わせも問題なく設置できています。
ハンズフリーセンサーとグースネック形状の組み合わせは、料理中の快適さを格段に上げてくれます。詳細はナビッシュの専用記事をご覧ください。
リフォーム費用|キッチンだけで300〜400万円かかった
正直に公開します。今回のキッチンリフォームにかかった費用はキッチン単体で300〜400万円です。自分でも「かなり使ったな」と思いますが、後悔は全くありません。
費用が膨らんだ主な要因はこれらです。
- レミュー最上位グレード本体
- クォーツストーン天板:ステンレスや人工大理石より大幅に高額
- ボッシュ食洗器 60cm幅:海外食洗器は国産より高め
- リクシル ナビッシュ H7:タッチレス水栓の上位モデル
- リンナイ ドロップインコンロ
- 施工費・電気工事・配管工事
リフォーム費用は施工会社・地域・仕様によって大きく変わります。必ず複数社から見積もりを取ることをおすすめします。
「高い」と感じるかどうかは価値観次第ですが、毎日必ず使う場所への投資は生活の質に直結します。10年使えば1日あたり約1,000円以下。そう考えると決して高くない投資とも言えます。
正直な後悔・改善したい点
「後悔はほぼゼロ」と言いましたが、強いて挙げるとすれば以下の3点です。
- ボッシュは45cm幅でも良かったかもしれない:現時点の食器量では60cmはオーバースペックな可能性あり
- シンクと天板のつなぎ目の清掃:構造上避けられないが、こまめな掃除が必要
- 排水口の詰まりやすさ:細かいメンテナンスが必要な点
これ以外はほぼ満点に近い満足度です。構想を練り込んだキッチンリフォームは、毎日の生活の質を確実に上げてくれています。
まとめ|タカラ レミューは全力でおすすめできるキッチン
1年以上使い続けた正直な結論として、タカラスタンダード レミューは最上位グレードにふさわしいキッチンです。
ホーローの汚れ・傷への強さ、クォーツストーン天板の圧倒的な耐久性、半アイランド動線の快適さ、マグネット収納の自由度——これらは毎日の料理の中でじわじわと実感できる満足感です。
費用は決して安くありませんが、長く使うものにこそ投資する価値があると改めて感じています。母のキッチンが20年後も綺麗だったように、我が家のキッチンも20年後に「まだ全然使えそうですね」と言われるキッチンであり続けてほしいと思っています。
実際にショールームで設備を確認したことが、 後悔しないリフォームにつながりました。 タカラスタンダードのショールームは 無料で予約できるので、 リフォームを検討中の方はぜひ一度足を運んでみてください。↓↓↓
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