Philips HueとTapoを両方使う|2エコシステム共存で快適スマートホームを作る方法

「Philips HueとTapo、どっちにするか迷ってる」という話はよく見る。でも実際には、両方使っている家もある。うちがそうだ。

メインにPhilips Hue、サブにTapoという構成で運用して、正直に言うとこれが今のところベストアンサーだと思っている。なぜ2つに分けたのか、どう使い分けているのか、デメリットも含めて書いていく。

目次

なぜ1つに統一しなかったのか

スマートホームを組んでいると、「全部同じメーカーで統一したほうがスッキリするんじゃないか」と思う場面がある。実際その通りで、アプリも1つで済むし管理もシンプルだ。

ただ、使ってみてわかったのが「反応速度」と「周辺機器のデザイン」はメーカーによってはっきり差があるということ。この2点をどうするかで、我が家の構成が決まった。

反応速度の話をちゃんとしておく

普通の照明は、スイッチを押せば即点く。0コンマ何秒という話だ。これが当たり前すぎて、意識すらしていない人がほとんどだと思う。

スマート電球はここが少し違う。スマホや専用スイッチからの操作信号を、独自の無線通信で受け取って点灯する仕組みになっている。電波の状態によって、スイッチを押してから点くまでに微妙なラグが出ることがある。

「押したのに点かない」「少し待ったら点いた」という経験をした人はわかると思うが、日常使いの照明でこれが続くとじわじわとストレスになる。地味だけど、毎日のことだから積み重なる(‘Д’)

この反応速度が一番安定していたのが、我が家の使用環境ではPhilips Hueだった。スマホ操作でもスマートスイッチ操作でも、普通の照明とほぼ大差ない体感で点灯・消灯する。Tapoも及第点ではあるが、たまにワンテンポ遅れる場面がある。

この差を踏まえて、使用頻度の高い部屋はPhilips Hue、そこまで使わない場所はTapoという分け方にした。

我が家の設置構成

Philips Hue:リビング・寝室・ランドリールーム

この3部屋は一日の中で使う回数が多い。朝の支度、夜のくつろぎ、洗濯のタイミング。毎回スイッチを操作する場所だからこそ、反応が安定しているHueをここに選んだ。

Philips Hueのもう一つの理由が周辺機器のデザインと機能だ。スイッチ一つとっても、ディマースイッチとダイヤルスイッチの2種類があって、見た目がかなりいい。白と黒の2色展開で、インテリアに合わせて選べる。

我が家のリビングには3つのHueスイッチを設置している。キッチンと一体になった半オープンキッチン仕様で、リビングへの出入り口が2か所あるため、それぞれにスイッチを置いている構成だ。

  • リビングメインドア:ダイヤルスイッチ。回して調光できるので、時間帯や気分に合わせて雰囲気をすぐ変えられる
  • リビングサブドア:ディマースイッチ。機能はシンプルだが、通り道での操作としてちょうどいい
  • キッチン:ダイヤルスイッチ。マグネット式になっているので、キッチンのマグネットボードに貼り付けて使っている。モノトーンのキッチンに色が合っていて見た目もいい

寝室はディマースイッチを採用。寝る前に少しずつ暗くできれば十分なので、ダイヤルスイッチほどの機能は必要なかった。

ランドリールームはリビングと隣接しているため、リビングのスイッチから操作できる。加えて人感センサーも設置していて、入ったら自動点灯、出てから一定時間が過ぎると徐々に消えていく設定にしている。日の入りから自動で動いてくれるので、ランドリールームだけは自分でスイッチを触ることがほぼない。

Philips Hueの電球はラインナップが豊富で、エジソン電球タイプからE26・E17サイズまで展開されている。設置場所の器具に合わせて選べるのも助かっている。

Tapo:廊下・洗面所・玄関・トイレ・物置など

使用頻度がそこまで高くない場所にはTapoを使っている。廊下、洗面所、玄関、トイレ、物入れといったエリアだ。

これらの場所は、スマートスイッチでの手動操作よりも人感センサーでの自動点灯・消灯をメインに設定している。入れば点く、いなくなれば消える。このサイクルで回しているので、反応速度の微妙なラグがあっても日常的に気にならない。

物置など、スイッチ操作が必要な場所にはTapoのスイッチを置いている。シンプルな作りで直感的に使えて、コスパも高い。電球はE26のみ対応であるが、カラータイプ・電球色タイプと価格面と機能面で選べる、この用途であれば十分だ。価格もHueと比べてかなり手頃なので、電球数が多い場所での導入コストを抑えられる。

アプリは2つ。ごちゃつくか?

「アプリが2つあって面倒じゃないか」とよく聞かれる。正直に言うと、思っていたよりごちゃつかない!(^^)!

理由はシンプルで、どの部屋がどちらのアプリかが完全に決まっているから。リビングと寝室はHueアプリ、それ以外はTapoアプリ。「あれ、どっちだっけ」となったことが今のところない。区分けを明確にしておくのがコツだと思う。

アプリ自体の操作感も少し異なる。

  • Tapoアプリ:オーソドックスなUI。設定手順が迷いにくく、最初から使いやすい
  • Hueアプリ:感覚的・直感的なUI。「こんな雰囲気の明かりにしたい」というニュアンスで設定できる。最初は少し慣れが必要だが、触っているうちに掴めてくる

基本的な操作の考え方はどちらも同じなので、片方を使いこなせればもう片方もそれほど苦労しない。

オートメーションの組み方

HueもTapoも、オートメーションの構造は同じだ。「何を条件にするか」→「どのデバイスを動かすか」→「追加条件や追加デバイスの設定」という流れで組んでいく。ブロックを積み上げていくイメージに近い。

最初は少し戸惑うかもしれないが、慣れてくると条件の組み合わせを試すのが面白くなってくる。個人差はあるが、自分は結構ハマった時期があった。

我が家のオートメーション基本設計

時刻固定ではなく、日の出・日の入りを条件に設定している。これが地味に便利で、季節が変わっても自動で追いかけてくれる。夏と冬で日没時間がかなり違うのに、いちいち設定を変えなくていい👍

点灯後は、一定時間が経過したら自動消灯するオートメーションも組み合わせて設定している。「誰もいないのに点いていた」という状況を防ぐためだ。これで、ほぼ照明を意識しなくても家の中が自然な明るさで回っている。

Amazon Echo Studioとの連携

我が家ではEcho Studioを2台使っている。HueもTapoも、どちらもAlexaと連携できるので、音声操作でまとめて動かすことができる。

「アレクサ、リビングの電気消して」と言えば、アプリがどちらかを気にする必要はない。この一元化ができるだけで、2アプリ運用のストレスはかなり緩和される。特に子どもを抱えたまま部屋を移動するときや、両手がふさがっているときに声だけで操作できるのはかなり助かっている。

正直なデメリット

良い面だけ書いても参考にならないので、デメリットも書いておく。

アプリを1つにはできない

統一できれば理想だが、現状は無理だ。応答速度の安定性や電球数が増えたときの安定性を考えると、エコシステムを分けて使うほうが実用的という判断になっている。家中を全部スマート電球にするなら特に、1つのエコシステムに集中させると不安定になるリスクがある。

周辺機器は電池式

HueのスイッチもTapoのスイッチも、電源は電池またはボタン電池だ。配線不要で貼り付けられる手軽さと引き換えに、定期的な電池交換が発生する。ただ、体感では6か月から1年以上は持つので、それほど手間には感じていない。いきなり電池切れで困ったということも今のところない。

初期設定の学習コスト

オートメーションやアプリの操作は、最初はとっつきにくい部分がある。特に初心者は苦戦するかもしれない。ただ、慣れれば普通に扱えるようになるし、一度設定してしまえばあとはほぼ自動で動いてくれる。最初だけの話だ。

まとめ:2エコシステムは「使い分けの設計」次第

Philips HueとTapoを共存させることは、使い分けの区分けを最初にしっかり決めておけば思ったより快適に運用できる。アプリが2つあることへの不安は、使っているうちに慣れるし、Alexaと組み合わせることで日常的な操作は声でまとめられる。

コスト面で考えると、使用頻度が高くて見た目も気になる場所にはHue、それ以外の実用重視の場所にはTapo、という設計が費用対効果のバランスがいいと思っている(*’▽’)

「どちらか一択で統一する」か「使い分けで両方使う」かは好みや家の構成による。ただ、両方使うという選択肢は十分にアリだということは伝えておきたい。

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