玄関照明をSwitchBotからTP-Linkに変えたら反応速度が激変した話【人感センサー比較】

この記事でわかること

  • SwitchBot人感センサーの反応速度の実態(なぜ遅いのか)
  • TP-Link Tapo T100への乗り換えで何が変わったか
  • テープライト(SwitchBot vs Tapo L900-5)の使い心地比較
  • リフォームで玄関ドアを変えたことによる思わぬ恩恵
  • 田舎の玄関照明問題を解決する現実的な構成

目次

はじめに:「なぜ玄関の照明を点けたくなかったのか」

我が家は小田原の田舎エリアにあります。都会と違って、夜になると虫が多い。夏はもちろん、春・秋も油断するとドアのすき間から虫が侵入してきます。

そのため、リフォーム後しばらくは玄関の照明をなるべく点けないようにして出入りしていました。理由は単純で、玄関の明かりを点けると虫が集まり、ドアを開けた瞬間に虫が一緒に入ってくるから。「暗いのは不便だけど、虫よりはマシ」という消極的な選択をしていたわけです。

とはいえ、暗い玄関での靴の脱ぎ履きは地味にストレスです。特に土間の段差が見えにくく、荷物を持っているときなどはつまづきそうになることもありました。子供が生まれてからは、抱っこしながら靴を脱ぐこともあって、段差の視認性の問題はより切実でした。

そこで考えたのが、玄関土間への間接照明導入です。センサーで自動点灯させれば、玄関照明(メイン)は点けずとも、足元だけ照らせるのでは?という発想でした。


SwitchBotを選んだ理由と、当時の構成

リフォームを機にスマートホーム化を進めていた当時、スマートデバイスのメーカーとしてまず浮かんだのがSwitchBotでした。当時は知名度も上昇中で、「スマートホームといえばSwitchBot」という印象が強かったです。電球、センサー、テープライトまで一通りのラインナップが揃っていたことも選んだ理由の一つ。

当時の玄関照明の構成はこうでした。

設置場所製品
玄関照明(メイン)SwitchBot LED電球 スマートライト E26 × 1
動体検知SwitchBot 人感センサー × 1
玄関土間(間接照明)SwitchBot LEDテープライト × 1

思想としては完璧でした。人感センサーが動体を検知したら、テープライトと電球が自動点灯する。帰宅したら「パッ」と明かりが点いて足元を照らしてくれる、スマートな玄関のはずでした。


運用してわかった現実:「・・・・、・・パッ」という遅さ

設置して自動化を組んで、しばらく使い続けていたのですが、だんだんとプチイライラが蓄積していきました( `ー´)

何かというと、センサーの反応速度です。

理想は玄関に近づいた瞬間に「パッ」と点くこと。でも実際は玄関に来て、靴を脱ごうと動き始めたくらいのタイミングで「・・・パッ」とようやく点く感じ。体感で8〜11秒くらいのタイムラグがありました。

これ、分かりますかね。「照明がないよりはまし」と思えるレベルなんですが、「玄関に来たら点いていてほしい」という本来の目的を果たせていない。靴を脱ぐ動作をすでに始めた後に点くので、段差の安全確認という意味では手遅れなんです。

この遅延の原因はSwitchBotの通信構造にあります。SwitchBotは基本的に、センサーが動体を検知するとまずハブミニ(ハブ)に信号を送り、そこからクラウドを経由して、再びハブからデバイスへ命令が届くという流れになっています。つまり、

センサー → ハブ → クラウド通信 → アプリ → ハブ → 照明デバイス

という経路を一瞬で通過しなければいけない。インターネットの速度やサーバーの混雑具合にも左右されますし、構造上どうしてもタイムラグが生まれます。

SwitchBotには「ローカル連携」という設定でこの経路を短縮する方法もあります。また、センサーの設置場所を工夫して、より早く人を検知できる位置に移すことで改善できる面もあります。ただ、我が家の玄関の構造上、センサーを「先行して検知できる位置」に設置しようとすると、どうしても景観を損ねる場所に取り付けなければなりません。

センサーの大きさも気になっていました。SwitchBotの人感センサーは首振り角度の自由度が高く(0度・90度の2箇所)、取り回しは良いのですが、サイズが大きめです。後に使うことになるTapo T100と比べると、1〜2回り大きい印象です。玄関という目に入りやすい場所に設置するには、存在感がやや気になりました。

結局、「チューニングで何とかなるかもしれないが、それよりもレスポンスが素直に良いものに変えた方が早い」という結論に至りました。


TP-Link Tapoシリーズへの乗り換え:変更後の構成

というわけで、玄関照明をまるごとTP-Link Tapoシリーズへ切り替えました。新しい構成はこちらです。

設置場所製品
玄関照明(メイン)TP-Link Tapo L510E/A × 1
動体検知TP-Link Tapo T100 × 1
玄関土間(間接照明)TP-Link Tapo L900-5 × 1

この変更は実は、テープライトの置き換えがきっかけでした。間接照明用のテープライトをTapoに変える際、センサーもTapoに統一した方がアプリ管理がスッキリするし、反応速度の問題も一気に解決できると判断しました。テープライトを変えるなら電球もTapoにして全部まとめよう、というノリです(*’ω’*)


Tapo T100の反応速度:「・・・・、・・パッ」が「パッ」になった

乗り換えて最初に感じたのは、反応の気持ちよさです。

玄関に近づくと、ほぼ同時に照明が点く。体感で1〜2秒以内。SwitchBotの8〜11秒と比べると、体感でも段違いです。「靴を脱ごうと思ったら点いてた」ではなく、「玄関に来たら点いている」という、本来あるべき状態になりました。

Tapo T100はTapoスマートハブ(別売り)を経由して動作しますが、Sub-1GHz帯の低電力ワイヤレス通信を使っており、応答性が高いのが特徴です。検知範囲は120°・最大7mで、玄関には十分すぎるスペックです。

サイズも41mm × 41mmとコンパクトで、玄関の棚に置いても主張しすぎない。台座部分にマグネットが内蔵されており、スチール製の棚や壁面パーツへの貼り付けも簡単です。

検知感度は3段階で調整できるほか、再検知の間隔(クールダウン)も4秒〜60秒で設定可能。ペットがいる家庭では感度を上方向に向けて誤検知を防ぐなど、設置の融通も効きます。

SwitchBotの人感センサーと並べて比較すると:

項目SwitchBot 人感センサーTapo T100
サイズ54 × 54mm41 × 41mm
検知範囲(水平)110°120°
最大検知距離9m7m
反応速度(体感)8〜11秒1〜2秒
電池単四電池 × 2CR2450ボタン電池 × 1
電池寿命非公表約1年以上
カラー
ハブ必須○(SwitchBotハブ)○(Tapoスマートハブ)

検知距離は9m対7mでSwitchBotの方が広いですが、玄関という限られたスペースでは実質的な差はありません。それより反応速度の差は圧倒的で、使用感はTapo T100の圧勝です。


テープライトの比較:Tapo L900-5 vs SwitchBot LEDテープライト

次にテープライトの比較です。

間接照明として使う分には、大きな違いは感じませんでした。どちらもRGB対応で色温度や明るさを変えられますし、アプリから操作できます。強いて言えば、SwitchBotのテープライトの方が光量は若干強め(明るい)に感じますが、間接照明として使う用途では十分すぎる明るさがTapoにもあります。むしろ間接照明はある程度抑えた方が雰囲気が出るので、我が家的には全然問題なしです。

注目した違いはスイッチ部分のデザインと取り回しでした。

SwitchBotのテープライトは、スイッチ(コントローラー)部分がで、接続コードが複数(3本前後)出ています。これが邪魔なんです。設置場所によっては、このコードの処理が地味に面倒で、見た目もごちゃごちゃしがちでした。

一方Tapo L900-5のコントローラー部分はで統一されており、コードの取り回しがスッキリしています。白い壁や棚に沿わせるだけで自然に目立たなくなる。細かい話ですが、毎日目に入る場所だけに、この差は意外と大きいです。

テープライト自体の長さはL900-5が5mタイプ。玄関土間の間接照明として使うには十分な長さで、余った分はカットして使えば、スッキリした間接照明の出来上がりです。

意外に、玄関の間接照明ってそこまで浸透していないので、お客さんが入ってきた際に、「おおッ」ってなるポイントでもあるかも(*´з`)リフォームを担当してくれてた水道屋さんは、結構感動したみたいで、玄関が光るんだよって、後輩に話をしていましたね。

テープライトは結構簡単なので、電源の問題がクリア出来るのなら、やる価値はありますよ。
コンセントだけ近くにあるかを確認し、テープライトとのコードを隠せるかがポイントですね。


Tapo L510E/A(電球):電球照明もまとめてTapoに

テープライトとセンサーをTapoに変えるにあたって、玄関のメイン電球照明もSwitchBotからTapoに変更しました。

Tapo L510E/Aは調光タイプのE26電球です。Tapoシリーズで統一することでアプリ管理が一本化され、「センサーが反応したらL510EとL900-5を同時に点灯」というオートメーションがTapoアプリだけで完結します。SwitchBot時代は別々のアプリで管理していたので、地味に煩わしかったです。

電球自体のスペックは800lm(60W形相当)で、玄関照明として十分な明るさ。色温度は電球色のみで調光対応。シンプルですが、玄関照明に必要なものは十分揃っています。

スマート電球の良い所で、照明のフェードインとフェードアウトって、点き方があるんですが、簡単に言うと、電球が徐々に明るく点灯、徐々に暗く消灯のことを言いますが、Tapo L510E/Aも対応していて、設定を有効にするとこれが使えます。

ただいま~で徐々に電気が点くと、あったかい印象になり、かなり雰囲気良し👍


思わぬ発見:リクシルのドアが虫問題を解決していた

ここで一つ、乗り換えの話から少し脱線します。玄関照明を積極的に使えるようになった背景に、リフォームで変えた玄関ドアが大きく貢献していることに気づいた話です。

リフォーム前の玄関ドアは旧来のデザインで、ガラス面が大きく、ドアの合わせ目の密閉性もそれほど高くありませんでした。そのため夜に照明を点けると光が外に漏れやすく、夏場は虫が集まって玄関に侵入しやすい状況でした。

リフォームでリクシルの開き戸に変えたところ、ガラス面が以前のドアと比べて60%以上減少したため、密閉性も上がっており、ドアを閉めた状態では隙間からの風や虫の侵入がほぼゼロに。以前は「しょっちゅう虫が入ってくる」状態でしたが、リフォーム後は一度もそういった困りごとがありません。

つまり、玄関照明を点けないようにしていた根本的な理由(虫の侵入)が、ドアの交換によってすでに解決されていたわけです。これに気づいたのが1年以上住んでから。「もっと早く気づけばよかった」と思いましたが、ドアを変えたことの副産物として、夜も安心して玄関照明を使えるようになったのは純粋に嬉しい発見でした。

リクシルの玄関ドアはデザイン面でも満足度が高く、外観の雰囲気が大きく変わりました。玄関ドアのリフォームは費用もそれなりにかかりますが、断熱・防音・防虫・防犯・美観という多方面での改善効果があります。特に田舎の古い家に住んでいる方には、ドアのリフォームは検討の価値がありますよ(*’▽’)


現在の玄関の状況:2段階上がった生活の質

すべての変更が終わった現在の玄関の状態をまとめると、こうなっています。

帰宅・外出の動線:

  • 玄関に近づくとTapo T100が1〜2秒以内に動体を検知
  • L510E/A(メイン電球)とL900-5(土間テープライト)が同時に自動点灯
  • 足元の段差がしっかり見え、荷物を持っていても安全に靴の脱ぎ履きができる
  • 一定時間動きがなければ自動消灯

SwitchBot時代と比べて何が変わったかを一言で言えば、「照明が役に立つタイミングに点くようになった」ことです。8〜11秒の遅延があった頃は、照明が点いたときにはすでに靴を脱いでいる途中で、「ありがとう、でも遅かったね」という状態でした。今は玄関に来た瞬間に点いているので、ストレスが完全にゼロになりました。

それに加えて、テープライトによる間接照明が玄関に奥行きと雰囲気を生み出しています。帰宅したとき、玄関が明るくお出迎えしてくれる感覚は、毎日のことながら地味に気分が上がります。

ちなみに、玄関照明のシェードにはIKEAで購入したインテリア照明を使っています。価格的にもお値打ちで、見た目のデザインが良く、スマート電球と合わせることで「ちゃんとデザインされた玄関照明」になってくれています。IKEAのランプシェードは対応口金がE26/E27のものが多く、TapoのL510E/Aとの相性も問題なしです。


SwitchBotを否定するわけではない

ここまで読んでいただくと「SwitchBotはダメだ」という印象を持つかもしれませんが、それは違います。

SwitchBotにはエコシステムの広さという強みがあります。ロボット掃除機、カーテンレール、スマートロック、温湿度計など、Tapoではカバーできないカテゴリの製品が多数あります。我が家でもSwitchBot製品をいくつか使っています。

また、反応速度の問題については、設定次第で改善できる余地があります。先述のローカル連携を使えばクラウドを経由しないローカル通信になり、タイムラグが短縮されます。センサーの設置場所を「玄関に近づく前に検知できる位置」にすれば、遅延を実質ゼロにできる場合もあります。

ただし、我が家の玄関レイアウトでは、そのような最適な設置場所がなかった。SwitchBotで解決しようとすると、景観を犠牲にしなければならないという制約がありました。その点、Tapo T100はコンパクトで設置の自由度が高く、玄関の棚に自然な形で置けたことも乗り換えの決め手の一つです。

「SwitchBotの反応が遅い」と感じている方は、まず設定の見直し(ローカル連携、検知間隔の短縮)と設置場所の最適化を試してみることをおすすめします。それでも改善しない、または設置場所に制約があるという場合は、Tapoへの乗り換えを検討してみてください。


まとめ:玄関照明Tapo化で得たもの

今回の変更を振り返ると、得たものは大きく3つです。

① センサーの反応速度が劇的に改善 8〜11秒 → 1〜2秒。毎日の帰宅・外出での小さなストレスが完全になくなりました。

② 玄関の雰囲気が格段に良くなった テープライトによる足元照明と電球照明の組み合わせで、帰宅時に「お迎えしてくれる玄関」になりました。生活の質が言葉通り1〜2段階上がった気がしています。

③ アプリ管理がTapoに一本化できた 電球・テープライト・センサーをすべてTapoで揃えることで、オートメーション設定もTapoアプリだけで完結。管理の手間が減りました。

SwitchBotからTapoへの移行を検討している方、玄関照明のスマート化を考えている方の参考になれば嬉しいです。


今回紹介した製品まとめ

製品名用途備考
TP-Link Tapo L510E/A玄関メイン電球E26 / 調光 / 800lm
TP-Link Tapo T100人感センサースマートハブ別売 / 120° / 7m
TP-Link Tapo L900-5土間テープライト5m / RGB対応

※Tapo T100の使用にはTapoスマートハブ(H100等)が別途必要です。

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